uta

帰り道を忘れた子ども

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こんばんは。この頃だいぶ冷え込んできて、いよいよ本格的に寒くなってきましたね。僕はというと、風邪をひいてくたばっていました。風邪をひくたび、身体の脆弱さに自己嫌悪を覚えます。身体の不調と心の病、前者は治せても後者はなかなか治りませんね。あ…

それは見えないナイフを規則正しく振り下ろすだけの作業のような行為でした

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inside hysterie 心の向こうに見え隠れする僕を過透明のナイフで抉り出した形も無くボロボロに引き裂かれて泣き出してしまった あの日を忘れたい 変わりたいと吐き出す程変われないと飲み込めずに僕らが変えてみたいと願ったその幼い傲慢がお前を殺したんだ …

挽き肉こねるような感触

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生活 誰かに心を配る度に私は腑分けされてゆく分け与える度に 薄くなって消えてしまうよ今はもう「私」なんていなくてその残骸が私っぽさを演じている偽りの感情をペーストすれば誰にでもなれるよ!はぁ…

雑感3 「91days」

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※TVアニメ「91days」の本筋に触らないネタバレを含んでいます。まだ本編を観ていない方は観るのをご遠慮ください。 to Angelo 遠い国への憧憬を思い出す。 空になった身体を乗せて車輪が廻る。重たい頭をうな垂れたまま、どこへだって行ける気がした。 出る…

雑感2「恐るべき子どもたち」

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腐った子宮から生まれた子ども そこは窓のない家だった。窓のある家の中に創られた窓のない家。子どもたちの想像力は、大人が築いた世界に家を作る。役割も目的もぐちゃぐちゃなおままごと。愛憎劇だけはしっかりと演じられていた。 「最初に見た夢が一番美…

感情スケッチ

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sadistic idol 造られた世界の中で躍って 輝いてどこまでも加速するそうだ、私はアイドルだ!無限に続く自己暗示それは回し車の中走り続けるハムスター立ち止まると死んでしまうんだ彼女は後手にナイフを握って狙いを定めていたそのナイフから逃れようと必死…

高橋さん

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泡沫 幸せは七味唐がらしの麻種(おだね)とマツの実より 悲しみは百二十分の映画より 慈愛は不透明のカプセルより(現代に宗教の代理は科学がつとめる) 苦しみは過透明の抗ガン剤より 興奮は六インチの液晶より 憂鬱は不完全な我が身より 温もりはベッドの上の…

one phrase

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上面だけの言葉が虚空に吸い込まれるimage

雑感「紀子の食卓」

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Yの空虚 故郷を捨てて列車に乗った東京には私を証明する人がいるから 東京の街はやたらに電線が多かった吐く息が高層ビル色になった時躊躇うことはなくなった私は私を証明できない街で私の関係を偽る ああ 美しいものはどうしてこんなに醜いのだろう私にはも…

しろいの

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Dear 僕は何度も押しつぶされて形が変わって 忘れてゆく周りに合わせる度 気づいてしまう薄れていくほど 苦しくなる たいまつに火を点けるようにゆっくりと吐き出した ちゃんと聞いていてね あまりに小さい 僕に出来ることひとつひとつ 確かめて生きてゆく瞳…

心をエグる本

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欺瞞の国 馴れ合い疲れた虚しいばかりのおままごと その延長線逃げ出したのは きっと 桃色のサナトリウム名前を付ければ病気になる僕は末期患者だったらしい(誰が決めた?) ようこそ ここは欺瞞の国ゆっくり窒息してね 自意識が消えていく中僕はようやく気づ…

近況

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無題 古傷が疼くもう何度目か覚えていない追憶の前振りまたは恒常性を獲得した感覚大事だったことは何一つ忘れてない 瘡蓋を剥がしてその断面を撫で回す 歪な手触り血小板が膿みたいににじみ出てきた(うわっ、気持ち悪!)傷跡も腐り落ちてしまえばいいのに …

分かったフリしないで

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亡霊 それは彼だけの知り得る痛みだかんたんな言葉を喋る君には 分からない 吐き出した言葉を飲み込めないくせにこの不完全な世界で 傲慢にも 不完全な自己を晒し続ける 僕らは いつだって かんたんな言葉で かんたんに片付けるさもありなん と言って 或る人…

Alcatraz

uta

痛覚 生きていくために、避けられない、痛みその、絶対量は、どれくらい僕はあと、何回、僕を殺してしまうのか蒼い薬を、飲み込んだ、喉が焼ける熱い、熱い、熱い熱い、熱い、熱い熱い、熱い、熱い悶え、苦しみ、床に転がる今日も、また 君が無能なこと、ど…

躓く

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腐敗臭 アスファルトを踏む足 潰れてしまいそうで腐った臭いがした それが怖くて 逃げ出した、今もずっと 言葉未前の感情たち 自壊を始めた それはきっと 一番正しい間違いだよ諦めてしまえば 流れるよそう信じていたかった 信じていなかった心は随分漂白出…

verez m'aider

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メーデー この広漠とした東京砂漠の真ん中で誰かが声を枯らして 助けを求めているそれを無視して 通り過ぎた僕らは一体、何者になれたのかな メーデー、メーデー、メーデー名も無き孤独たちの叫びメーデー、メーデー、メーデー忘れ去られた感情たちの嘆きメ…

錯覚

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完成しない絵 世界が一つだと信じていた頃僕は完成してしまったと錯覚していたいつだろう、虚勢で大きくなった身体を空虚と名付けて殺してしまいたくなったのは逃げ出せば全て嘘に変わるなんて心の暗がりに寄り添えば報われるなんて 夢見てた、夢、観てたか…

lyric

uta

目に見える≒目には見えない 電子の蜘蛛の巣の上で 僕らは同じ言葉を集めて安心しようとしていた 間違いはそのまま流されて端へ端へと追いやられていくまるで免疫の潔癖みたいにだんだん綺麗になっていく夕方のニュースで誰かが言ってた優しい世界になってい…

mistake

uta

贅沢な呼吸 無気力な時をやり過ごすように今日を生き延びたシングルベッドの上で一つの世界の完成を見たように究極的透明存在となった僕には誰の姿も写らない 多分、それはとても傲慢な思考だよって誰かに否定してもらえたら死ねるからこの呼吸さえも贅沢だ…

スランプ脱出?

uta

血が滴る また殺してしまったあの日に生きる僕をまた無くしてしまったあの日々の感情記憶また置き去りにしたあの時の人たちまた苦しめてしまった今日をたゆたう僕を いつかの君も今日の君も一緒くたドロドロになって赤い血になるのです また血が流れる よっ…

無駄線を消さない

uta

残響どうして こんなに空っぽで僕は空を見上げて雨を望んだ楽しかった時間 非日常の残響そんな僕を見透かして 君が笑ういつか君のその笑顔さえ失ってまた一人になってしまうのかな僕は偽らなければ生きていけないよ 少し前の感情整理をしていたら、思いつき…

贅沢な呼吸

uta

emotional play 暗がりを求めて行うミスティックな感情遊戯また間違えてしまったまたなぞらえてしまっただんだん追いやられるように下降気流に乗って落ちてゆく地面に叩きつけられたのは飛べると思ったから呼吸さえ贅沢に感じるのはあの空を見上げてしまうか…

光の届かない場所で

uta

shadow 僕らが掴めるものは砂の一粒にも満たない僕らに与えられるものは勘違いばかりする心だけ僕らが選んだものはいつも小さくなるばかりいつだって今日だって何かを失いながらそれでも前に進むんだ僕らの中の一人一人は光の届かない場所で生きている 何も…

傷跡を赦しあって生きる

uta

nest 虚構の中で寄り添う二人お互いを労り慰めあうその姿は不細工に溶着した鉄骨のよう端から見れば痛々しいほどに男は途方もない空白を抱えて女は自らの屍の上で踊っている(回し車の中のハムスターのように)随分らしくなくなってしまったな君も、僕も マク…

scale

uta

わたし 宇宙の片隅で人間は産声をあげ大地を踏み言葉を覚え恋を知りやがて子を残しひっそりと死んでゆく宇宙の片隅で今日、僕はたったひとり70億の生から孤立した 膨大なものについて考えると途方にくれます。小坊の頃は宇宙について考えるのが好きでした。…

never

uta

24+ 僕は誰にもなれない 君を飲み込んだカーテンを閉めた薄暗い部屋 浸み出した朝の光は歪んだ僕らの形を いたわるようで呼吸をする度に 君が壊れていくのを感じた 僕ら一つになって 二人をやめて街の景色に潜んで 意識をやり過ごしたはずなのに 君が行くと…

僕らはきっと傲慢という言葉を忘れて生きている

透過 カメラを握ると傲慢になるシャッターを切れば全てを写せると思ってしまうファインダーを覗けば全て見えるんじゃないかって思ってしまう想ってしまう…どうかこの瞬間の幸福は写真には残せないものでありますように タイトルはキャッチコピー、若しくは漫…

ピエロは透明な糸に繰られています。私たちも同じ透明な糸に繰られているのです。

uta

ピエロが嗤う この先を進むほど後ろが恥ずかしくなるよ頭の中でピエロの声が響いて感情を見失った行くあてもなく糸の切れた人形みたいに彷徨うとどこか空虚で死にたくなったご覧、あちらからまるで飛び込んでくださいとばかりにゆっくり電車がやって来るよ脳…

詩作は日々の生活から産まれる余剰か

uta

共感覚者のファインダー 君は何色だい?僕は共感覚者君が紫色に見えるよまるで小麦色の肌に浮かんだぷっくりと腫れた痣のような痛ましいほどに鮮烈な紫色ねぇ、なんで君は笑ってるの?傷つけられるばかりの奪われるばかりの日々の中でその被虐者めいた笑顔は…

誰が治してくれる訳でもない欠陥

uta

しない あの日椅子から飛んだのは君の変わり果てた姿見るに堪えなかったから僕ら夢の中にいたのかな今やどうでもいいことだけど あの日首を吊ったのは不出来で醜い僕を認めたくなかったから肉が重さを忘れたよ憧れの冷たさを手に入れたよ(誰に伝えるんだ) あ…

使い古した曲

uta

musictrip 音楽は感情を犯してゆくあの日の輝きはセピアに色褪せて今はただ慰めと化すだけの使い古した感情装置 歌は感情を鈍くしてゆく恋愛しているやつが一番偉いJPOPは聞き飽きてすっかり素面になっていた 音は感覚を狂わせる身体の大きさを誤認して肉で…

幸せになりたい

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ゆめをみた そこはとても幸せな世界だった何を考えるまでもなく幸福感に浸れる何をするまでもなく充実感に満たされる何を求めるまでもなく安心感を得られる脳細胞はとろけてしまい惰性はその概念が崩れた我々はどこから来て誰となってどこへ行くのかどうでも…

Wind scratch

それはとても穏やかな午後でした 一眠りしたら、忘れてしまうでしょう (とある夢遊病者の覚え書き)

視野が狭い

uta

パノラマ写真 パノラマ写真のように 視界が広く開けていたら あんな過ちは犯さなかったはずだ もっと上手くやれてたはずだって 窓からの眺めが眩しくて 眼球を焼き焦がしてしまう しかしイマイチ無気力気味で 何をしても無駄だろうなんて 墜落寸前低空飛行の…

哀れ

uta

もし死んだらもし死んだら土に還れるかな 還りたいな骨も灰も全て僕だったものは何一つ残って欲しくないからもし死んだら悲しむかな 悲しまないで欲しいな水でのばせる絵具のように薄くなって消えてしまいたいからもし死んだら天国に行けるかな 行きたくない…

誰かが僕を変えてしまう

uta

Out of controlあの頃のあなたとは違うのねそう言って彼女は部屋を出て行った僕は僕じゃない誰かなの?頭の中がバラバラになった過去を取り戻そうとするほど記憶の断層はズレてゆく思考の迷路を進むたび頭の中の声が大きくなるねぇ狂って、壊れてしまえよ僕…

ファインダーを覗くのは

ファインダーの向こう ピントの合わない感情 潔癖過ぎた少年 その心の割れ目を そっとなぞって笑った 生活音のノイズとフリクション 見切れた場所に 諸々のトレモロ 狂ったフリをして歩いた 満員電車の中 荷物として揺られる 個性は許されず満足な尊厳もない…

楽観主義ぶる

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楽観主義ぶる楽観主義ぶってみれば、世界はマシな場所だって気付くよ笑って生きれば楽しいよ何もないけど楽観主義ぶってみれば、もっと楽に生きられるよ悲観主義なんてつまらない難しい話は政治家に任せなよ楽観主義ぶってみれば、未来はきっと明るいよ戦争…

ヒイラトスオ

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吃音あぇ あぅ おぁ あぇ あぅ おぁ言葉にならない不出来な感情たち、上手く伝えられないから飲み込んだ焦燥感に喉を掻きむしった あの子に伝えたい気持ちは好きの二文字で表す独占欲かいやいや もっと素敵な感情だけど言葉では表せないから故の先延ばし無論…

六月の死にたがり

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六月の死にたがり空が青く澄んでいるから僕は目を潰したくなったミッドナイトブルーの心どうして同じ青なのに違うんだ雲がのんびり漂っているから僕は喉を掻きむしった生き急ぎ過ぎて超加速した日々に焦がれて死んでしまいそうだ路傍の花がしゃんとしてるか…

お粗末なヒス

uta

書き殴りヒステリー半透明に憧れたあの日桜色のサナトリウム無関心の帳の安寧に息が詰まるこの頃自虐の遊戯の生産性のなさに泥のように沈んで眠る日々ベッドの中の安寧にも息が詰まるようになってきたいっそ全て壊れてしまえとノートに書き散らしたのはあま…

tired

uta

汚部屋コンプレックスが動機の現実逃避は空虚だ感情が散らかって見苦しい飽き性の僕は生きることにさえ飽きかけてフェードアウトを夢見るそれとも何もかも諦めてヘラヘラ笑って生きるか優等生の浅ましさも見苦しい誰も傷つけないようにと思慮なき配慮が人を…

漂流記

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欠落人間の旅 六月の匂いを乗せた 生暖かく重たい風に からっぽを隠してた布を盗まれたのさ 亡霊はそう呟く 僕ではないものになって 本当の僕を探すための 三千里の旅に出た 道中、殊様々な 欠落人間に出会った 恋心をなくした青年 親に愛されなかった少女 …

虚無感

uta

天井のシミになりたい天井のシミになりたい故郷の居間の茶色いあのシミに仕方ない仕様がないなす術が無いと諦められたあのシミに何も無くさればとて在るが儘諦められたい夢もなく価値もなく尊厳もないあのシミのように虚空イメージの終着点江戸川乱歩の「芋…

追憶歌

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特別の人へ昔同級生だった女の子が自殺したっていきなり聞いても現実感薄くて流れるままに葬式 大勢の参列者その中の一人に紛れ込む悲しいとさえ思えない遠い友達のため死んだら元も子もないって言うけど死んだから思い出せるようになった死んでから君が特別…

思考事故

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間違え方の指図(仮タイトル)知的好奇心の追求に疲れ果てて僕は考えることを止めた毎日の習慣に脅迫される日々は嫌いなものの量産工場心のままに動き出せば惰性と慢心ばかりで出来ないことばかり増えてく出来ると思わなくなっていく昨日のままに生きる自分に…

深音

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深音鈍い低音が頭に響くNone None None誰にもなれない僕は 過剰に責められて狂ってしまった耳鳴りと頭痛がhystericに叫ぶ狂ってしまえ 狂ってしまえだんだん苦しくなってコンプレックスと複雑に絡みついた感情は自虐遊戯の虜になるイカれたふりをした僕はグ…

Alt;破壊衝動

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新陳代謝を忘れた肉思い出の中の安寧は羊水の中の記憶に似てるね過去に置き去りにした人の言葉記憶の残滓に狂わされた時間陽炎となり消えてゆく幻覚誇大妄想狂の成れの果ては死にたいばかりを繰り返す壊れた機械人形死滅機能を失った細胞肥大を止めないプラ…

空白

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blank朝テレビを点けて 流れてきた毒にもならないワイドショー空白を転写するための時間猫は可愛い青春は尊い政治家は汚いどうだっていいよ…退屈という言葉にさえ変換されないままふわっと浮いた僕は体験記憶に消費される日常から逃避した時々、何かをするこ…

無重力遊泳の夢

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無重力遊泳の夢重たい心 引きずって歩くのに疲れ果てた僕は死にたくて 消えたくて無の世界に 身投げした暗い暗い世界では何も見えない 聴こえない永久の安心感がだんだんと僕を壊していった無重力に身投げした僕は自由さえも失った永久の安寧とは神様が使う…