空白

blank

朝テレビを点けて 流れてきた
毒にもならないワイドショー
空白を転写するための時間
猫は可愛い
青春は尊い
政治家は汚い
どうだっていいよ…
退屈という言葉にさえ
変換されないまま
ふわっと浮いた僕は
体験記憶に消費される
日常から逃避した



時々、何かをすることは誰かの行為をなぞってるだけなんじゃないかって思う。体験記憶。なんて自主性のない文脈。

高校の時の文化祭の打ち上げがまさにそれ。あまりに空まわりした、不細工な雰囲気は居心地が悪かった。ああ、青春は尊い、青春は尊いって。みんながみんな同じ言葉、同じ体験を共有して消費するだけで吐き気がした、あのピンク色のサナトリウム

何の話かって、あはは。身内に訃報があって以来、どこかおさまりの付かない自分がいる。頭では通常通りのつもりなんだけど、過剰反応なんだろうな。。この歳になって少しずつ分かってきたのは、死は悲しいものだけではないこと。通訳、葬儀はこれからだ。自分なりの言葉で向き合って来ようと思う。