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戯言

小金井アイドル刺殺事件についてちょこちょこ。今回の犯行については、僕は恋愛による憎悪ではなく自身のプライドが膨張した結果によるものではないかと考える。 
今朝のニュース。犯人が過去別の20代女性に似たような行為を行っていたそうな。ふと、乱歩のある短編を思い出した。空想で犯罪計画を企てるのを楽しんでいたら、実際に犯罪を実行してみなくては気がすまなくなった男の話。今回の犯人によく似てると思う点は、空想の中の怪物が現実世界に現れたことだ。つまりTwitterやブログの上で形成していた人格が、相手から拒否される度に拗れて、自意識を肥大化させてしまったのではないかということ。
80万の腕時計や本を送ったのは、自分のプライドを満たすためではないだろうか?被害者に迷惑ツイートを送り続けたのは、自分はあなたに拒絶されたからって凹んでませんよーという過剰反応気味の主張ではないか?ストーカー行為は、被害者が何の反応も示さなかったための"自分は一般のいわゆるストーカーと同じではないかという不安"を払拭するためではないか?
SNSは実世界と密接に繋がっているとはいえ、架空の人物のレイヤーを一枚被った上での交流である。そこでは、実生活がどんなでも、優しく親切に振る舞うことが出来る。それに没頭するあまり、現実の自分と空想の自分の境目が分からなくなってしまうのだ。というか、僕がこの前までそうだった。
だから、今回の犯人の心情についてはどこか想像出来てしまう部分がある。しかし、この犯人に同情の余地が全くないのは事実であるけれど。

※あくまで僕の勝手な憶測、故の戯言としてお読み頂ければ幸いです。