ピエロは透明な糸に繰られています。私たちも同じ透明な糸に繰られているのです。

ピエロが嗤う

 

この先を進むほど後ろが恥ずかしくなるよ
頭の中でピエロの声が響いて感情を見失った
行くあてもなく糸の切れた人形みたいに彷徨うと
どこか空虚で死にたくなった
ご覧、あちらからまるで飛び込んでくださいとばかりにゆっくり電車がやって来るよ
脳髄に響く声に誘惑されて
飛び込んだらあの大きな頭に押しのけられて車輪にぐちゃぐちゃにつぶされるのかな
そう考えるのが楽しくて飛び込むタイミングを見失った
ピエロがあーあって残念がった
ざまぁ、見ろ